2025ワールドプライド高雄の主催国名問題を公式が修正

その昔「ゲイパレード」と呼ばれていたイベントは現在ではいわゆるLGBTQ+を包括し「プライドパレード」と呼ばれています。

プライドパレードには各国それぞれに行われるものと、世界規模で行われるワールドプライドがあります。

先日、台湾でプライドパレードを主催する「高雄同志大遊行」は、2025年のワールドプライドが台湾で行われることに決定したことを明らかにしました。

ワールドプライドのアジア圏での開催はこれが初めてのことで、アジアで唯一同性婚を合法化した国家である台湾が選ばれるのは自然なことだと言っていいでしょう。

しかし、この発表に一つ問題が出ました。ワールドプライドを主催するインタープライドが、主催地を「the region of Taiwan」台湾地域だとしたのです。

台湾政府外交部はこれを重く受け止め、これは中国の圧力によるものだという認識を示しました。
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元駐タイ台湾大使の李應元氏が病逝

昨11月11日、元駐タイ国台湾大使の李應元が逝去されました。

李應元氏は1953年生まれ。

蒋氏独裁時代にアメリカに留学し、台湾独立建国連盟に加入したことからブラックリストに入れられ、台湾に戻ることができなくなります。

1990年に台湾独立建国連盟の副主席に就任。その年に台湾に密入国。

1991年に、国民党の独裁に反対する党外雑誌に、重要地点の写真を投稿したことで逮捕、収監され、翌年に出獄。これは李登輝総統が国の実権を掌握し、それまで反乱罪とされていた台湾独立運動が合法になったことによります。
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駐ドイツ台湾大使の謝志偉さんが「台獨頑固分子」に入っていないことに抗議

なんで中国ってあんなに他国に対して尊大で、常識的に見たら反発されるに決まっている上からの要求をできるんだろう?

そう思っている人は多いと思いますが、その答えは簡単で、中国には「国際社会」という概念がないからです。

「天」の概念を中国に定着させたのは周朝だと考えられています。これは中央アジアの遊牧民が持っていた信仰で、東に伝わって「天」となり、西に伝わって一神教を生み出すきっかけになったとも言われます。
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三年に一度の「東港迎王祭」始まる

昨日10月24日、台湾南部屏東県の東港東隆宮において三年に一度行われる東港迎王祭が始まりました。

東港東隆宮は康熙45年=西暦1706年創建と伝えられる台湾でも非常に古い道教廟。台北で最も古いと言われる龍山寺が1738年創建ですから、南部の歴史の古さがうかがわれます。

東港東隆宮の主祭神は温府千歳。台湾には中国からの移民がもたらした信仰が数系統あり、その中の王爺千歳信仰に属する神様です。

王爺千歳とは、天帝より地上の警備をせよという勅命を受け、悪霊や瘟神(瘟疫をもたらす疫病神)を成敗する役割を持った神々のことです。王爺千歳神が天帝に代わって地上の警備を行うことを「代天巡狩」と言います。
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売台勢力の策謀により陳柏惟立法委員のリコールが成立

ここのところの台湾政界の話題は、台中市選出の立法委員陳柏惟氏のリコール問題でした。

その経緯については東洋経済オンラインに掲載されたジャーナリスト高橋正成氏の「議員へのリコールを推進する中国国民党の事情」が非常にわかりやすくまとめられているので読んでいただきたいのですが、ここでも若干の補足を加えながら説明します。
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フランス議員団とオーストラリア元首相が蔡英文総統と面会

昨日台湾に到着したフランスの超党派議員団は、外交部の吳釗燮部長に招かれ、中国が難癖をつけて輸入停止している台湾産パイナップル、蓮霧、釈迦頭などをふるまわれたようです。

そして議員団は本日10月7日、総統府にて蔡英文総統と面会しました。

蔡英文総統は、議員団に対し中国の圧力にも負けず台湾を訪問してくれたこと、台湾海峡安定の重要性に関心をもってくれたこと、台湾の国際組織への参加を支持してくれることなどについて感謝の意を述べ、議員団を率いるアラン・リシャール元老院議員は、経済の発展や高い科学技術、保健領域や国際的な強調など台湾が多方面にわたって国際社会へ貢献していることが台湾を支持する理由だとして、台湾支持をあらためて確認しました。

また、蔡英文総統はアラン・リシャール元老院議員に対し、台湾とフランスの友好関係に多大な貢献があったことを理由に「特種大綬卿雲勳章」を贈りました。

蔡総統は続けて、5日に台湾に到着していたオーストラリアの元首相トニー・アボット氏とも面会しています。

アボット氏は台湾の民主主義と経済的発展を称賛し、しかし隣の国のように台湾の繁栄を歓迎している国ばかりではないゆえに、民主国家はさらに団結しなければいけない。台湾は国際社会の中で新型コロナウイルス感染をコントロールしている数少ない国家だが、いくら台湾の貿易が卓越していても、WHOなど国際組織には参加できていない。今回の台湾訪問は、台湾の国際組織への加入を後押しするためだと述べました。

また、蔡総統はアボット氏に対し、オーストラリアが日本、アメリカ、インドよりなるQuadの関係を深め、台湾海峡の平和維持に関与していること、アボット氏が台湾オーストラリア間のECA(経済協力協定)の締結、CPTPP加入を支持していることへの感謝をあらわしています。

アボットさんは、次に来るときには台湾の風景や美食を堪能したい。今回が最後ではなくこれからも何度も台湾に来たいと、ぶっちゃけこの人政治とか抜きにしても台湾好きなんじゃあというところを見せています。

フランス国会議員の台湾訪問団が台湾に到着

本日10月6日、フランスの議員よりなる台湾訪問団が台湾に到着しました。

この訪問団を率いるのは、シラク大統領政権下で国防大臣の経験を持つアラン・リシャール元老院議員で、4名の議員が参加しています。

リシャール元老院議員は、フランスで台湾友好議員連盟の主席を勤めており、今回の訪問はすでに今年3月に表明されていました。

今年5月に元老院で可決された台湾の国際組織参加を支持する決議案もリシャール議員が発起人となっています。

議員団は明7日に蔡英文総統と面会し、10日まで台湾に滞在する予定です。

スロバキアから約束より16倍のワクチン到着

本日9月26日台湾にすでにワクチン供与を表明していたスロバキアより、アストラゼネカ製武漢肺炎ワクチン16万回分が到着しました。

スロバキアはワクチン提供を表明したとき1万回分を供与するとしていましたが、実際にはその16倍もの数が贈られたことになります。

また、日本からは昨日5回目となるアストラゼネカ製ワクチン50万回分が到着し、日本から台湾へ供与されたワクチンは390万4000回分となっています。

この他に、リトアニアが2回めのワクチン供与を表明しています。

台湾がCPTPPへの参加を正式申請

日本の経済産業省にあたる台湾の経済部は、昨日9月22日CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入申請をすでに行ったと発表しました。

CPTPPはTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を前身とし、アメリカがTPPから脱退した後に残った国々で構成された貿易協定です。日本ではTPPと報じられているけれど台湾では正しくCPTPPと報じられています。
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ポーランドから台湾へ電撃ワクチン提供

昨日9月5日、ポーランドから台湾へ無償提供された40万回分のアストラゼネカ製武漢肺炎ワクチンが到着しました。

これは、台湾から贈与されたマスクに対する返礼だということです。

ポーランド政府は9月4日に台湾へのワクチン提供を発表。昨日の午前6時にはすでに台湾に到着していましたから、発表したときにはもう出発していた可能性もあります。

まさに電撃作戦とも言えるワクチン輸送作戦で、これには中国も横槍を入れるすきがなかったでしょう。