リトアニアが首都ヴィリニュスへの「台湾代表処」設置承認

先日台湾に2万回分の武漢肺炎ワクチンを供与したことで、台湾での好感度が急上昇中のリトアニア。

そのリトアニアが、首都ヴィリニュスに「台湾代表処」を設置することを承認しました。

現在台湾と国交を結んでいない国々に対し、台湾はその窓口として大使館に準ずる「代表処」を置いています。しかし、その名称に「台湾」は入っていません。

例えば日本にあるのは台北駐日経済文化代表処だし、アメリカにあるのは駐米台北経済文化代表処です。これはいずれも中国に忖度したものでした。

中国と国交がある国の中で「台湾代表処」を置くのはリトアニアが初めてです。

リトアニアは今年に入って急速に台湾に接近しています。そのきっかけは2019年の香港での民主派弾圧にありました。

リトアニアは最も早くソ連からの独立を宣言した国であり、そのためソ連当局による弾圧を受けたこともあります。

さらに今年に入ってアメリカが、ウイグルでのジェノサイドを認定したことが後押しとなりました。

リトアニアはアメリカ、イギリスに同調して中国に対する非難決議を採決し、中国が推進する一帯一路構想の一環として行われていた経済協力からも脱退。

武漢肺炎抑制の成功で民主国家として注目される台湾との関係を強化する方向に舵を切りました。

これに対して中共は案の定ムキーッとなって発狂し、駐リトアニア中国大使を本国に召還する宣言を出してみたものの、それに対してリトアニア国会のDovilė Šakalienė議員は、台湾代表処の設置に関して謝ったりしませんがなにか?とツイートしています。

また、アメリカ政府は報復的な大使召喚を非難しています。