バイデン大統領の特使が台湾を電撃訪問

本日6月6日、韓国を訪問していたアメリカ連邦議会議員のアジア訪問団が台湾を電撃訪問しました。

今回台湾を訪問したのは民主党所属の上院議員タミー・ダックワース氏、同じく民主党所属上院議員クリス・クーンズ氏、そして共和党所属の上院議員ダン・サリバン氏による超党派訪問団。

3名は韓国から米軍輸送機C-17グローブマスターIIIで台北松山空港に到着しました。


画像は自由時報の記事https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/3559639より引用

訪問団のうち、タミー・ダックワース氏は2004年のイラク戦争時に操縦していた米軍ヘリが撃墜されて両足を失いながらも、その後10年間軍務を続けたという女傑です。

同じく民主党のクリス・クーンズ氏は、バイデン大統領の懐刀とも言われる大統領と非常に近い関係にある人物です。

そして、共和党所属の上院議員ダン・サリバン氏は、海兵隊員としてアラスカに配属され、その後弁護士に転身、2010年にはアラスカ司法長官も勤めた文武両道の人物です。

3名は所属する党は違いながらも、昨年トランプ政権時に成立した台湾保障法を支援した親台派議員。

訪問団の今回の目的は台湾へのワクチン供与を話し合うためとのこと。

アメリカは全世界に8000万回分のワクチンを提供するとしており、その第1弾として2500万回分が予定予定されています。

訪問団は松山空港で会見を行い、台湾へは75万回のワクチンを供与することを明らかにしました。

ダックワース議員は会見で、台湾はパンデミックにおいてアメリカを支援してくれた、このワクチンはその返礼だと述べました。

訪問団はそのまま松山空港の空軍施設内で蔡英文総統と面会し、そのまま韓国へと引き返しました。

電話やオンライン会談で済む話を、わざわざ軍用機を飛ばして特使を送り込んだところに、バイデン大統領の意気込みが感じられます。

中国が台湾のワクチン購入を妨害しておきながら、中国製ワクチンを押し付けようとする中、日本からのワクチン提供に続いてアメリカからも多量のワクチンが提供されれば、中国への強い牽制となります。

今後も民主国家からワクチンが提供され、また台湾製ワクチンの製造が軌道に乗れば、粗悪な中国製ワクチンの出る幕はありません。

日米が連携した台湾支援は習近平の面子を潰すことになり、そうすれば習近平の求心力は弱まるでしょう。そうなれば皇帝化を目指す習近平の野望も潰える可能性が高まります。