武漢肺炎の感染拡大が始まる前、ドン・キホーテといえば外国人観光客の人気スポットの一つでした。
池袋や新宿、秋葉原、上野など外国人観光客が多い地域のドン・キホーテには中国人のみならず様々な外国人客がいたものです。それは台湾人も例外ではありません。
化粧品に医薬品、家電品や衣服、お菓子や食料品まで一つの店で購入できるドン・キホーテは旅行のお土産や記念品を買うのに最適なのでしょう。
ところが中国のせいで武漢肺炎が世界中に広まったせいで国と国との移動がほぼ不可能となってしまいました。
そのせいで日本ロスに陥り中国に怒り心頭に発するという台湾人も少なくありません。
そんな中、ドン・キホーテが台湾に支店を開店しました。
ドン・キホーテ台湾第1号店「DON DON DONKI 西門店」オープン
本日1月19日、台北の西門町に「DON DON DONKI 西門店」がオープンしました。
「唐吉訶德」店景樓層曝光!台北西門店1/19開幕必買獨家零食、驚安商品より引用
ドン・キホーテはすでにタイ、シンガポール、香港、ハワイ、カリフォルニアに海外支店を開いており、今回の台湾進出はドン・キホーテとしては5カ国目、西門店が台湾の第1号店となります。
この台湾進出は、ドン・キホーテの親会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下PPIH)によるもの。
PPIHはドン・キホーテの海外展開としての「DON DON DONKI」ブランドを環太平洋地域に展開させており、今回の西門店もその一環です。
場所は西門町のほぼど真ん中。西寧南路と武昌街の交差点近く西寧南路にあり、27階建てビルの1階~3階が「DON DON DONKI 西門店」となります。
1階は、ドン・キホーテのイメージそのもののごちゃあっとした雑貨スペース及び焼き芋やおでんなどを販売するスペース。
2階は主に日本産の農産物などや、パック寿司などを販売するスペース。2階ではさらに、豊洲直送の鮮魚コーナーも設けられます。
鮮魚コーナーは日本のメガドンキでも見たことがないですね。
3階はお菓子やおもちゃ、化粧品などの販売スペースになります。
カルフールのように台湾の製品が多数を占めるのではなく、日本の商品が販売されるようなので、日本ロスで荒ぶっている台湾人には人気のスポットになるのではないかと思います。