誠品書店敦南店が閉幕

昨年日本橋にも進出した誠品書店。その一号店が敦南店でした。

正確に言えば敦南誠品がある場所より少し南にあるロータリーのほうにあったものが、敦南金融大楼に移転して本店となりました。

その敦南誠品が、5月31日をもって閉店しました。

敦南誠品は、台湾で初めての24時間営業の書店でした。

台北の朝は早かったり遅かったりします。早朝に228公園や青年公園など大きな公園に行くと、もう人々が集まって運動したりダンスしたりと思い思いに活動して活気があります。そのわりには、店舗などは開くのが遅く、朝ごはんを食べた後に目的の店が開くまで時間を持て余したりします。

そんなとき、24時間営業の敦南誠品はとても便利でした。MRT板南線の忠孝敦化駅から歩いて5分程度で付き、ビルのトイレも利用できて時間つぶしには最適です。

誠品書店は基本的に立ち読み歓迎。台湾人はそこらへんの床に座って、立ち読みというより座り読みをしていたものです。

広い敦南誠品は扱っているジャンルも豊富で、特に台湾正名運動などによって本土意識が高まりを見せだしたころは、台湾の歴史などについての本も数多く出版されていて、私は特に台湾独立建国聯盟の活動に関わる本などを何冊も購入しました。

敦南誠品は、いわば台北の文化の中心でもあったのです。

今回敦南誠品が閉店したのは営業不振などが原因ではなく、フロアのレンタル期間が終わったからだとのこと。

昨日5月30日には蔡英文総統も訪れ、ポケットマネーで書籍を購入しました。総統職に就く前はよく本を買っていたそうで、誠品書店の会員でもあったとか。

6月1日より誠品書店の本店は誠品生活信義店に移るとともに、24時間営業も信義誠品に受け継がれます(3階売り場のみ)。