5月8日より台湾プロ野球が観客を入れての試合開催

武漢肺炎の感染阻止に世界で最も成功している国が台湾です。

日本の武漢肺炎の報道を見ていると、時折「ジャパンモデルで世界で最初の感染収束を」などと頭沸いてることを唱えているバカがいますが、現実は追加の給付金への言及もないままただ自粛を呼びかけ、国民に責任を押し付けるだけの緊急事態宣言延長というありさま。

しかし台湾は違います。願望ではなく実質的な意味で世界最初の収束宣言を出す国は台湾であろうことは誰の目にも明らかなこと。

その台湾で、本日5月8日より感染拡大以来世界で最初に、観客を入れてのプロ野球の試合が行われます。

すでに開幕しているプロ野球が観客を入れての試合開催へ

台湾のプロ野球はすでに4月12日にシーズン開幕しています。今年中の試合開催すら危ぶまれる日本とはまったく違います。

ただし、これまで試合は無観客で行われてきました。

それがついに、感染収束への道が見えてきたことにより、観客の入場が解禁されます。

今回解禁されるのは1000人まで。

これは、観客同士の距離を十分に確保するためでしょう。

入場に際しては観客の検温なども行われます。

今後の推移によって、入場者数は徐々に増やされていく予定です。

蔡英文総統による適材適所の人材起用

台湾が世界に先駆けてこのような快挙を成し遂げられるのも、中国に対する高度な警戒感と対応の速さがあったからです。

台湾政府は中国や中国の強い影響下にあるWHOが武漢肺炎を公表する以前よりこの感染症の存在を把握しており、中国からの渡航制限、感染者の把握と隔離などを世界に先駆けて行ってきました。

また、すでに2月の時点で企業や隔離対象者に対する補償を盛り込んだ予算案を成立させ、同時に隔離要請したキャリアが隔離を破って外出したときには罰金をとるという罰則規定も定めています。

台湾の防疫について、日本ではIT担当政務委員の唐鳳氏のIQのことばかり報じられていますが、そういう表面的なことではなく、トランスジェンダーで無政府主義者であるにも関わらず、能力を重視して彼女を政府の枢要に迎え入れた蔡英文総統の胆力に触れた報道は数少ないです。

唐鳳氏の他、防疫の総司令官「鋼鉄部長」陳時中氏などその道のプロフェッショナルを能力に応じて適材適所に起用する。そして、彼らを信じてあえて上から口を出さずに任せる。

台湾の防疫の成功は、そうした蔡英文総統の決断力と指導力があってこそです。

1月の総統選で台湾人は本当に正しい選択をしました。

国民が正しいリーダーを選べば、国民は安心して暮らすことができる。台湾は民主主義の見本のような国であると言っていいでしょう。

官民が協力して感染拡大を防ぐ

一方台湾では国民も政府の感染拡大の方針に協力的でした。

もちろん、一部に隔離を要請されながらも外出し、罰金を支払ったという人も実際にいるし、国民党などこの期に及んで蔡総統や陳時中大臣の方針に異を唱える勢力もいます。

しかし、民間人は概ね政府に協力的でした。

政府がロックダウンもせずに感染拡大を抑えられたのは、国の対応が適切であったのと同時に、国民の多くが協力的であったことも大きな要因です。

こうした官民一体となった感染拡大防止により、台湾の武漢肺炎感染者は5月8日時点で440人。そのうち隔離解除になった人は347人。つまり現在隔離状態にある感染者は93人。

そして、4月5日以降の新規感染者は、台湾国内では、軍艦・磐石船内での感染を除くと0人。4月5日以降にも数名確認されている感染者は全て海外からの帰国者で、台湾に到着した時点で確実に隔離されています。

死者は6人。6人といえども亡くなった方がおられるのは痛ましいことではありますが、これだけ犠牲者を最小限に抑えられている国は他にはありません。

ここまで至って初めて、人数の制限はあるとはいえ観客を入れたプロ野球の試合が開催できるわけですね。