台湾のマスク生産力が他国に寄付をできるレベルにまでなっていた

日本でマスクの話題といえば、全世界から嘲笑を集めた「アベノマスク」。

政府は国内のマスク生産を月産7億枚としていますが、1億人以上の人口の国で、日割りすると1日約2300万枚程度の生産量では国民一人ひとりに行き渡るには程遠く、しょうがないから洗える布マスク配布してやれというごまかしきれていないごまかしでしかありません。

一方台湾では、4月1日に蔡英文総統が、欧米各国、台湾と外交関係がある各国にマスク1000万枚を寄付すると表明しました。

もちろんこれは、本来国民に行き渡るべきマスクをとりあげて外国に送るということではありません。

台湾では2月に全民健康保険カードを利用して週に2枚のマスクを購入できるシステムを構築。

それと同時に外国へのマスク輸出を停止し、またマスクの増産体制に入りました。

3月には週に3枚まで購入できるようになり、4月からは2週間に9枚購入できるまでになっています。

4月1日から、MRT、バス、鉄道など公共交通機関ではマスク着用が義務になり、違反者には罰金が課されるようになりました。これも、国民に確実にマスクが行き渡るようになっているからこそできる措置です。

これも、マスクの国内生産力が順調に向上したからです。

4月4日には、総統府経済部が4月6日以降には1日に1500万枚のマスクを生産できるようになるという見通しを発表。

台湾の人口はおよそ2400万人なので、2日で全国民数を上回る数のマスクを作れるようになっているということです。

休まず生産し続けていると仮定すれば月産で4億5千万枚。九州と同程度の広さの台湾で、他国に寄付ができるまで生産力を上げたところに国の本気度が見て取れます。

マスクが新型コロナウイルスの感染予防に効果があるか?

感染者が飛沫を飛ばす予防にはなるけれど、感染予防にはならないという説がWHOを始め医療関係者などからも出ています。

しかし、首都圏の感染爆発目前とはいいながらも、欧米に比べていまだ日本の感染増加率が抑えられているほうなのは、手洗いの徹底とともにほとんどの人がマスクをするように心がけているからではないかと思われます。

本来この時期に流行しがちなインフルエンザの流行もありませんでした。

空気感染をするインフルエンザの流行が抑えられているならば、ウイルスを含んだ飛沫などによる感染が主な新型コロナウイルスも、マスクによって防がれている部分は大きいのではないかと考えられます。

アメリカでも、マスクの着用が推奨されるようになりました。

感染を防ぎ、感染をさせないためには、やはりマスクは有効であるはずです。