八月に新宿等で陳玉勲監督の初期二作品上映

好きな台湾映画はと聞かれても、大部分の日本人はそもそも台湾映画ってどんなのがあるの?と思うんじゃないですかね。多少台湾に興味がある人から『KANO』とか『海角七号』とかせいぜい『悲情城市』あたりが出るぐらいかなというのが私の予想。

私が一番好きな台湾映画は、そういうちょっと高尚な内容のやつではなく、陳玉勲監督の『熱帯魚』と程孝澤監督の『渺渺』です。でも『渺渺』は今調べたら香港と台湾の合作映画らしい。『渺渺』は、日本からの交換留学生と台湾人の女の子のキマシタワーな百合映画です。まあぜんぜん百合百合じゃのうにはならないんだけどね。

で『熱帯魚』。なんかやたら芸術的アート的方面で評価が高いようなんですが、そんな感性がない私にとってはアホなコメディー映画です。ネタバレはしないけれど、台湾の田舎らしいのんきなひとたちが巻き起こすのんきな物語。犯罪に手を染めても、犯罪者になりきれない台湾人の善良さ(?)みたいなのが描かれた作品です。

『熱帯魚』と『ラブゴーゴー』のデジタルリストア版公開

陳玉勲監督の初期作品『熱帯魚』と『ラブゴーゴー』のデジタルリストア版が、8月17日から新宿K’s cinemaなどで公開されることになりました。

この2作は、4月に行われた台湾巨匠傑作選2019の中でも公開されており、今回陳玉勲監督の2作のみが特に再上映されるということになります。

デジタルリマスターとデジタルリストアの違いはたいしてないようですね。要するに過去の作品をデジタル技術できれいにしましたってことかな。

『熱帯魚』は日本ではDVDが絶版になっていて幻の作品になっているみたいです。台湾で探したことがあるけど見つからなかったから、台湾でももう映像ソフトはないのかも。

台湾ではなぜか台湾映画の映像ソフトがあんまり売られてないんですよね。夜市のDVD屋に行っても、売られているのは日本のアニメとAVと特撮と、あと映画は日本やアメリカのものばかりで、そこに中国や香港のが混ざっているという感じ。台湾人には、私が入手しやすいようにもっと自国の作品に注目せよと言いたいです。