郭台銘を「台湾のトランプ」などと呼ぶ日本のマスコミがバカすぎる

来年の総統選をひかえ、民進党では蔡英文総統と、前行政院長の頼清徳氏が予備選に立候補。両陣営の駆け引きが行われている最中です。

一方、国民党の候補は未だ不透明。私は結局は王金平に決まると思っていますが、鴻海の郭台銘董事長も出馬を表明、韓国瑜高雄市長も出馬するのしないのと、党内で派閥間の足の引っ張りあいが起きていることが伺われます。

郭台銘が「台湾のトランプ」?

郭台銘が立候補を表明してからというもの、日本のマスコミは郭氏を「台湾のトランプ」だなどと形容しています。

日本のマスコミのレベルがいかに低いか、いかに海外の情報に通じていないかがよくわかる減少です。

おそらくは、ともに実業家出身という共通点があるという単純な理由からでしょう。

バカとしか言いようがありません。

ドナルド・トランプは、その主張は措くとして、アメリカのための政策を行っているという点でははっきりしています。そのアメリカ中心主義が時にアメリカ人からも批判されることがあったとしても、トランプ大統領が外国にアメリカを売り渡すのはありえない話です。

一方、郭台銘は以前から親中派として知られる人物。自らを「中国人」と任じ、中国を「祖国」と呼びます。

最近はそのあまりにも中国よりの姿勢が批判されたところから「中国とは中華民国のことだ」などと言い訳をしていますが、今更なに言ってんだという話です。

郭台銘がシャープを買った時、情弱のネトウヨは台湾の企業にシャープを救ってもらったなどと喜んでいました。しかし、郭台銘がどんな人物で、鴻海がどんな会社か知っている人は、シャープの技術が中国に売り渡されると懸念していました。

まだ国民党の候補に決定したわけではないとはいえ、仮に郭台銘が台湾の総統に就いたならば、親中傾斜は馬英九政権以上になることでしょう。傾きが一定の傾斜以上になってしまったら、もう元には戻りません。台湾が中国に侵略されるカウントダウンが始まります。

こんな人物が「台湾のトランプ」?マスコミを名乗るならもうちょっと頭つかえお前らと思いますね。

この例からも分かるように、日本のマスコミの報道など見ていても台湾のことはわかりはしません。