台湾タンパオっていったら、そこそこうまい小籠包をお手軽価格で売っているチェーン店だかフランチャイズ店だかです。そりゃあおたかい店で食べるほどはうまくないけど、台湾の早餐店で気軽に食べる感覚で食べられるという点で、私の中では評価高いです。
東武東上線の大山駅近くにあるハッピーロード大山商店街は、学生のころは近くに友達が住んでいたからたまに行っていました。
台湾タンパオの大山商店街店があるのは知っていたけれど、今は大山に行くことはあまりないので、行ったことはありません。アメ横のほうはよく行くから、わざわざ行くまでもないという感じです。
アメ横店より品数が豊富だったよ!
今日は大山に行く用事があったので、約束の時間より1時間ほどはやめに行って、大山商店街の台湾タンパオまで行ってみました。
ハッピーロード大山商店街の中にあるとはいえ、駅からはちょっと離れていたので、余裕をもって行って正解でした。
さて軽く小籠包でも食べるかと思ってメニューをみていたところ、
魯肉飯あるやん!
他に乾麺とかあるやん!
魚丸湯や排骨酥湯まであるやん!
これはアメ横の台湾タンパオにはないラインナップです。
公式サイトにもないので、多分大山商店街店が独自に導入しているのでしょう。
ということで予定変更。
魯肉飯と魚丸湯を注文しました。
煮込まれてどろっとなった魯肉と、箸休めのたくあん。まさに台湾そのままの魯肉飯です。
中サイズは台湾だと大サイズぐらい。
でも、日本でよくある丼にしちゃっているやつよりちゃんと魯肉飯している。
日本人は魯肉飯を主食として、他にスープやおかずを食べるという台湾の食文化を理解できていないから、結局どこも日本人に合わせて丼ものにしてしまっているのがダメ。
一つの丼で完結していないと納得できないという日本人には、魯肉飯という食文化そのものがわかってないんだよ。
ただ、午後の遅めの時間に行ったせいかご飯が炊飯器のなかでごわごわにかたまってしまっていたらしく、まぜまぜしようとしてもまざらないというのが不満点ですね。
味は多分紅蔥=エシャロットのかわりに玉ねぎ使ってるような気がします。そのせいでほんの少し違和感。でも味付け自体はスパイス多め系の魯肉飯の味で、かなり台湾的な味です。
そして魚丸湯。
スープは鶏のだしとセロリのだしが合わさった台湾ではスタンダードだけれど日本ではめったに味わえない味。
ちょっとしょっぱめなのは日本人に合わせちゃってるのかなと思います。
台湾と同じく魚のすり身に肉が包まれているタイプ。
もうちょっと肉のほうに味がついてるとより台湾っぽいけど、しかしまあ及第点。
魯肉飯はどうしても食べたくなったら自分で作ったりしてました。だけど魚丸湯はお久しぶり。
ほんとご飯だけもうちょっとちゃんとしてたらもっと点数高かったのになあ。
とはいえ、やっと日本でサイズも含めてちゃんとした魯肉飯を食べられるお店が発見できました。これならわざわざ台湾タンパオに行くためだけに大山に行ってもいいかな。
10段階評価
台湾っぽさ :10
味 :8(ご飯がちゃんとしてれば9)
値段 :10
リピートするか:10