台湾のイカの分類がめんどくさい

台北にいくつもある夜市の中で一番好きなのは艋舺夜市です。龍山寺のそばにあって観光客も多いのに、士林夜市のように観光ズレしていないのがいいし、なんというか「地元感」みたいのを感じます。

広州街を歩いているときによくつまむのが花枝丸。通り沿いにある老舗、兩喜號の魷魚羹もよく食べます。ただ兩喜號は魯肉飯がさほどうまくないので、魷魚羹食ってから四方阿九魯肉飯に行くなんてこともしますね。

さて花枝、そして魷魚、どっちもイカです。花枝丸はイカダンゴを揚げたやつ、魷魚羹はイカの羹、つまりとろみがついたスープです。

台湾人はイカが好きです。日本人よりよく食べるんじゃないでしょうか?

石門金剛宮の近くの漁港に行ったら、ランプをいっぱい下げたイカ釣り漁船が接岸していました。

イカの呼び名が5種類ぐらいある

花枝も魷魚もイカですが、種類が違います。

花枝はモンゴウイカなどコウイカの仲間のこと、魷魚はスルメイカです。食感も味も違うので料理法も変わってきます。

他には透抽。これはケンサキイカのこと。wikiから受け売りすると、日本海から東シナ海で獲られるイカだということで、私は関東のスーパーでは見たことないですね。

ケンサキイカはヤリイカの仲間です。ヤリイカのほうは小卷、小卷仔などと呼ばれるそうですが、違いはわかりません。

透抽の小さいのを小卷、中ぐらいのを中卷と呼ぶと書いてあるものもあるので、多分台湾人もごっちゃにしていると思います。

それともう一つ、軟絲。これはアオリイカだそうです。

関係ないけどタコは綱レベルだとイカと同じ鞘形亜綱に属するそうですね。

中国語ではタコは章魚と呼ばれます。夜市に行くと章魚燒=たこ焼きが売られています。

で、台湾語ではタコは「thá-khò=タコ」です。日本語が台湾語の中に外来語として入っている例の一つです。多分台湾では、アミ族など海沿いに住む原住民は別として、河洛人は、日本時代になるまでタコを食べなかったのでしょう。

イカ好きの人は台湾に行ったらいろんな種類のイカのいろんな料理を食べてみるといいと思います。