新宿行ったついでに大久保まで足を伸ばして、台湾スイーツ店の「有點甜」に行ってきました。台湾の企業が日本に進出したり、日本人が日本人向けに余計な独自性を出して台無しにしたりとかしている中、純粋に台湾のスイーツを出している個人店は珍しいです。
女性店長さんらしくきれいに飾り付けがしてありました。
こういう華やかさは日本人とはまた違う感性だと思います。
店内の雰囲気も台湾っぽくていいお店です。
今回食べたのは豆花の3号。
税込み756円は正直高い。でも大久保の線路脇なんて場所借りてやるならこれぐらいとらないとやっていけないんでしょう。
豆花+蓮子・珍珠・地瓜です。
豆花っていうのはゆるい豆腐のようなものだから、台湾のおいしい店の豆花っていうのはちゃんと大豆の味がします。
大豆の味を残しつつ、豆腐レベルまでには固めずにトゥルントゥルンの食感を作り出すのが職人技なのでしょう。
で、この店の豆花。台湾現地の豆花よりだいぶゆるい。あまり大豆の味がしないので使っている豆乳の量が少ないのだと思われます。
食感は豆花というより杏仁豆腐ですね。
地瓜はゆでただけで甘く煮てはいないけどシロップがだいぶ甘いのでバランスとしてはいいんじゃないでしょうか?
珍珠はQQ感がすごい。これだけQQな珍珠はなかなかないです。
豆花そのものを味わえる台湾のいくつかの名店と比べると、このお店の豆花は豆花としては失格。ただ、この一椀のスイーツとしてはおいしいです。
豆花ではないこういうものとして味わうべきものです。
いやもっと辛い点数つけてもいいんだけど、企業じゃないですからね。台湾人の女性が日本に来て単身がんばっているお店だから、文句つけるよりは応援したい。
紙ナプキン使ったらその下からロゴマークが出てきました。木のプレートを特注ってかなり力入ってます。
このお店に行った後に東京媽祖廟で拜拜すると(逆でもいいが)ちょっとした台湾気分を味わえます。
10段階評価
台湾っぽさ :10
味 :9
値段 :8
リピートするか:10