豬年=ブタ年の春節元日は新暦の2月5日。春節を前にした台湾各地には、お正月を祝うためのいろんなものが売られる「年貨大街」がたちます。台北で最大の年貨大街は迪化街。この時期の迪化街は普段とはまったく違う賑わいを見せます。
迪化街が一日中夜市状態に
まず普段の迪化街。
普段は日本人観光客がうろついて、日本語が通じて当然と思っているBBAが日本語で尊大な態度で値切ったりしていて蹴り飛ばしたくなる他は閑散としています。
それが年貨大街になるとこう。
これは2016年。迪化街南側の入り口にこんなゲートができます。
バケツに入っているのはアメとかチョコレート。
縁起物の春聯も売られます。
ここから2017年。
やたら狭くなっているのは、車道の両側に仮設の屋台が立つからです。
かかっているのは縁起物。下で売られているのはアメ。
わっさーと人が集まります。
お菓子や春聯などの他に売られているのは、干した香腸、柿餅=干し柿、黑糖薑湯など。
柿餅は柿と事が同音であることから「事事如意」物事が思い通りにいきますようにという願いがこもったダジャレ。
黑糖薑湯は縁起物というより寒い冬を過ごすために体を温める目的でしょう。
また所々に食べ物屋台も立っていて朝から夜市状態にもなっています。
今回の年貨大街は1月18日から2月3日まで。
迪化街の他に、寧夏路夜市や華陰街なども年貨大街になります。
持ち運びやすい春聯などをお土産に買ってみるのもいいかもしれません。