石門金剛宮1 石門金剛宮への行き方

新北市の石門区にある金剛宮は、許合さんという台湾人がタイに旅行した折、有名なエーラーワンの四面仏(実際は仏ではなくヒンドゥー教のトリムルティの一相ブラフマー、仏教で言う梵天)を参拝して霊験を得、道場を建てる祈願をしたことに端を発して、1986年に創建されました。

故に金剛宮の主祭神は四面仏で、ヒンドゥー教の他、道教、仏教、儒教を合わせた神仏が祀られています。しかし実際訪れて見ると道教の要素が最も強い廟で、四面仏も道教的なご利益を付与されています。

もともと道教は台湾に伝わる以前から仏教や儒教を取り入れており、また、大乗仏教にはヒンドゥーの神々も取り入れられているので、特に奇妙なことではありません。

ただ、日本で「石門金剛宮」で検索すると「珍スポット」だの「アトラクション」だのと、宗教的、文化的な部分を見ずに見た目の奇妙さをおもしろがるものばかりです。これは金剛宮が提唱する「社会教育」「公益活動」「関心と愛をもって弱い団体を助ける」「宗教文化の純粋化」「神仏の深遠さの発揮」「普遍的な愛」という宗旨をこれっぽっちも反映していません。

幸い私は、台湾を主に、日本、中国を併せると300以上の道教廟を参拝して歩いて来たことで、それなりの道教への知識があります。そこで、日本語のサイトでは一切存在しない、宗教的・文化的にきちんと解説した記事を数回にわたってお届けしようと思います。

まずその1回めは行き方から。といっても淡水駅からバス一本で行けるのでそれほど大変ではありません。

石門金剛宮へのバスの乗り方

まずMRT淡水線の終点・淡水まで行きます。一番出口の改札を出たら左方面へ。

バス停は駅前にありますが、道路の反対側へは一度駅を遠ざかるようにして横断歩道まで行かねばなりません。

この副業商業ビルの方へわたり、今度は右方向に行きます。

まっすぐ行くとガソリンスタンドの前にバス停がありますが、ここから金剛宮行きへのバスは出ていないので、通り過ぎてその先にあるもう一つのバス停に行きます。

金剛宮方面行きのバスは862 863 865 867 892の5つです。まずその番号の路線図があるか確かめましょう。

バスが来たらまず乗車時に悠遊カードを読み込ませます。悠遊カードを持っているのが前提なのでどこかで買ってください。

しばらく乗っていると海が見えてきて、その後海岸線を走っていきます。

「富基漁港」バス停で降ります。降りる時にも悠遊カードでチェックします。「富基漁港」までは、淡水駅からだいたい40分から50分ほどです。

バス停のすぐ前に金剛宮の看板が出ているので迷うことはないでしょう。矢印に従って右にまがります。

右に曲がると探すまでもなく金剛宮の巨大玉皇大帝が見えてきます。

途中土地公廟があるので寄っていくのもよし。

バス停からは5分もかからず入り口に着きます。

石門金剛宮2 A区:入り口から主祭神四面仏までに続く