台中フローラ世界博覧会開幕

本日11月3日、台中において『台中フローラ世界博覧会』(通称台中花博)が開幕しました。これはオランダの国際園芸家協会認定による国際園芸博覧会。台湾での国際園芸博覧会は、2010年から2011年にかけて台北で開催された『台北フローラ世界博覧会』に続く2回めとなります。

3つに分かれた会場で開催

この博覧会は、2012年に当時の台中市副市長だった徐中雄氏がオランダまで赴いて開催権を獲得したものです。

会場は台中市街からかなり北に行った外埔園區と后里馬場森林園區、それより多少台中寄りの豊原駅近くにある豐原葫蘆墩公園の3箇所よりなります。いずれにせよ台中市街からはだいぶ離れた郊外に設置されているようです。

外埔園區はグリーンエリアで、農業がテーマになっており、農産品などを中心に展示されています。后里馬場森林園區はネイチャーエリアで、自然との共生がテーマ。台湾の蘭や薬草ほ他、馬術競技場でお馬さんなども見られる馬場エリアと、森林エリアに分かれます。

最後に豐原葫蘆墩公園はピープルエリア。この公園は水利調節を目的とした細長い池の周囲に整備されており、人の生活や文化と水のかかわりがテーマになっています。

マスコットは石虎家族とそのおとなりさんの歐米馬さん。


花博公式サイトより引用

石虎はベンガルヤマネコの亜種のタイワンヤマネコ。タイワンヤマネコは第一級瀕臨絕種野生動物(絶滅危惧種)に指定されている動物です。

本来開催予定地だった場所の環境アセスメントを行ったところ、タイワンヤマネコの生息が確認されたために別の場所に変更されたという経緯があります。日本では開発が前提となって大きな予算が与えられず、手続きをしたというアリバイ作りのために行われている感がある環境アセスメントも、台湾では有効に行われているようです。

后里馬場森林園區は台鉄の后里駅、豐原葫蘆墩公園は、台鉄の豊原駅から歩いていける位置にあります。外埔園區には、台鉄大甲駅から92、212、213、215、811番のバスに乗って行きます。

また、会期中は各駅から会場へ直通のバス。各会場を巡る遊覧バスなども運行されるとのこと。世界博覧会ですから日本人が行ってアクセスに困るということはなかろうと思います。

会期は本日11月3日から来年の4月24日までと半年ありますので、都合のいい時期に行くのもよし、何度も行くのもよしでしょう。

これまで台北や台中など主要都市は行ったけれど、郊外には行ったことがないという人も、この機会に都市部とはまた違うのんびりした空気が流れる郊外の雰囲気を楽しみに行ってみるのもいいのではないかと思います。

臺中世界花卉博覽會公式サイト

日本語サイトの解説がアナウンスされていましたが、11月3日現在中国語バージョンと英語バージョンのみです。