猴硐という猫多発地域は危険だから近づかないほうがいい

いまだに九份が『千と千尋の神隠し』のモデルだって言ってるアホがいるんだけどなんとかならないかなあ?『千と千尋の神隠し』とな何一つ関係がない九份へ行く起点となる瑞芳の次の駅に猴硐という駅があります。九份はもともと日本時代に炭坑で栄えた集落でした。猴硐は、そうした炭坑から掘り出された石炭を輸送列車に乗せて運び出す基地だった集落です。

猫村として有名に

炭坑が閉山した後、さびれた小さな村となった猴硐。そんな小さな村で猫たちが大切に育てられ、だんだん数を増やしていきました。それが注目されたのが2009年。台湾で「猫村」として紹介されるようになり、広く知られるようになりました。

私がこの猫村を知ったのは2010年ごろだったと思います。実際に初めて行ったのは2011年。その頃は、台湾の猫好きには知られていたけれど、日本人にはほとんど知られておらず、村もただ猫がたくさんいるだけという状態でした。

で、このとき持っていったカメラが壊れて撮影できていないんですよ。

駅から猫村へ

ということで10月に行ったおりにいっぱい撮影しました。

猴硐駅に着くと、改札へ行く連絡通路にこんな看板があります。

訪問者への注意:自らを歓迎される訪問者にしてくださ!
餌の缶を地面に置いて食べさせて、村の環境を汚染したり汚したりしないでください。清潔を保ち、ゴミは持ち帰ってください。
礼儀正しく、話し声は小さく、大声で騒がないでください。
犬はつないで猫を襲って怪我させないようにしてください。
動物を捨てないでください。村の猫をつれていかないでください。

まあ常識的なことですわな。

改札は一つだけです。改札を出ると、猫村への矢印があります。っていうかどっち行っても猫がいます。

給水器には村に住む猫の写真と名前。もちろんこれはごく一部。

まずは橋を渡って山側の村に行きます。この橋は猫村マネーで新設されたもの。2011年に行ったときは吹きさらしの簡素な橋でした。

橋に入るとさっそくお出迎え。

猫村の地図があります。

西側の猫村

橋を渡ると線路西側、山沿いの集落に出ます。

探すまでもなくそのへんにいます。

上を凝視しているで、視線の先を見てみると、

いた。

まず左方向に行ってみます。

上から降りてきてあざといポーズ。

イケメン。

行ったときは開いてなかったけど猫グッズのお土産屋さんがあります。

このお土産屋さん周囲は猫多発地帯。

このひとになつかれました。っていうかなでさせられました。

さっきの橋の出口から右方向にいくと注意書きがあります。

1.村の住民の生活空間を尊重し、騒いだり住宅内に勝手に入ったりしないでください。
2.ゴミは持ち帰ってください。餌や缶詰などを捨てず、村の環境をきれいに保ってください。
3.猫ちゃんがびっくりすることがあるので、フラッシュ撮影はやめてください。猫たちにはやさしくしてください。
4.人間の食べ物を与えないでください。
5.猫をおそって怪我をさせないように犬はつれてこないでください。

まあ常識的なこと。

ここの広場は前に行ったときは子猫がいっぱいいました。

夏は毒蛇が出るので気をつけてくださいと書いてあります。台湾にはハブや百歩蛇といった毒蛇が生息します。百歩蛇は噛まれると百歩あるくうちに死んでしまうという恐ろしい蛇です。とはいえ百歩蛇は希少な蛇なのでめったに出くわすことはないでしょう。ハブには気をつけてください。

下から登ってきたひと。

すりすりされました。

このひとは触っても話しかけても無視してひたすら草かじってました。

元の橋の出口へ。

この橋は一応猫をデザインしているようです。

側の猫村

橋を渡って反対側に出ました。トイレはこちら側ににあります。

永久車掌の黒鼻さんの像。

駅舎です。

こちら側には飲食店が並んでいます。

正面の建物は炭坑の資料館になっているようです。

守衛さんも猫。

撮れといわれたので撮りました。

猴硐の今と昔を表した素敵なオブジェ。

屋根の上にも発見。

ちょっとオラつく感じで近づいてきた白黒さん。

壮絶にあざといポーズをとってくれました。

すりすりー。

あざとい。

すりすりー。

猴硐神社へ

向こうに見える橋の方までいきます。

ここにも日本人入植者がいたのでしょう。神社の跡地があります。

この階段を登っていきます。

登りきると社殿の跡地に出ます。

登ってきたのとは反対側が参道で、鳥居だけが残っています。

時間と体力に余裕があるときはどうぞ。

猴硐はきけん

神社から駅に戻るとお店の前にいました。

もっと猫とたわむれていたいけれどしかたなく帰ります。

瑞芳に戻る電車。運転席が開け放してありました。

電車って手放し運転できるんだね。

さて、猴硐の猫村ですが、見てきたように猫が大量にいて非常にきけんです。初めて行ったときはもっと大量にいてもっときけんでした。もうそこから離れたくなくなります。下手するとそのまま住み着きたくなります。きけんです。猫が大切にされているのでみんな人懐っこく、よってくるのできけんです。よってきてなでなでさせられます。きけんです。

猫好きの人は行かないほうがいい。

それでもきけんを冒して行きたい人は以下。

猴硐への行き方

台北市内から猴硐へは、まず台北駅もしくは松山駅などから台湾鉄路の東廻り路線に乗ります。蘇澳行きとか台東行きとかが東廻りです。まず自強號とか莒光號に乗ってしまいましょう。この2つは指定席になっていますが、台湾では指定席の人が来るまでは指定券なしでも座っていいという暗黙の了解があります。もちろん本来の指定券の人が来たらゆずりましょう。

混んでいて席があいていなかったらドア前のじゃまにならないところに立ってればいいです。 瑞芳駅に着いたら各駅に乗り換えます。

猴硐駅へ行くのは、宜蘭線もしくは平渓線です。降りたホームに来るローカル線の時間前間があっても、向かい側ホームの平渓線がすぐ出る場合があります。向かいのホームから菁桐行きが出るときはそちらに乗っても着きます。