構想4年、台湾初のロボットアニメ公開

最近は中国資本のアニメや中国で作られたアニメも増えてきていて、そのクオリティもどんどn上がってきています。ネトウヨはバカだから中国というだけで見下しているけれど、日本のアニメだって60年代70年代のクオリティと今のクオリティを比べたらその差はものすごいもので、経済でもナメてたら追い抜かれているように、アニメのほうでも気づいたら追い抜かれてたなんてことになりかねません。

台湾初のロボットアニメ

中国と比べると台湾のアニメ産業はかなり遅れています。台湾はこれまで日本やアメリカのアニメを受け取るだけで満足し、自分たちで作っていくことをしてきませんでした(商業アニメではという意味で)。

これは漫画も共通しています。台湾の漫画専門書店に行っても中華路のアニメイトに行っても、並んでいるのはほとんど日本の作品で、台湾の作家の作品はごくわずかです。

中国人は悪く言えば意地っ張りだけれど、日本の作品を見るばかりではなく自分たちでも作ってやるという気概があった。しかし、よく言えば穏やかでのんびりした台湾人には、日本に伍する作品を自分たちでも作ってやろうという気概を持つ人があまりいなかったと言えます。

しかしやっとというか、台湾人も自分たちのアニメを作ろうという動きができてきたようです。

本日まで台中で開催されている「台中国際動画影展」には、台湾で初めての巨大ロボットアニメ『重甲機神:神降臨』が出品されました。

この作品は純台湾制で、制作側によれば日本式のアニメ手法に台湾の精神を込めたもの。要するに「和魂洋才」ならぬ「台魂和才」といったところ。2014年に企画が立ち上がり、クラウドファウンディングで資金を集め、4年の歳月を経て完成した作品です。

タイトルやキービジュアルなんかはどっかで見たような感じだけど、日本のアニメだってアメリカのカートゥーンのパクリみたいなところから初めて今のオンリーワンの地位を築き上げたわけだから、まあ最初はパクリみたいなのでもいいんだよ。

さてこの作品が注目されたもう一つのポイントとして、作中に登場する日本人キャラ「朝永茉茉子(ももこ)」のCVに花澤香菜さんが参加しているということ。当初、朝永茉茉子のCVは秘匿されており、公開してからのサプライズとして用意されていたのでしょう。花澤さんは中国語にも挑戦されているということで大変だな、トゥットゥルー。

でもやっぱり、花澤さんが参加しているという部分ではなく、台湾人が自分たちで作り上げたロボットアニメだという点に注目してもらいたい。

中国のショートアニメ『非人哉』は、日本のアニメの影響も見られるものの中国神話や『山海経』などをベースとした中国でしか作れない作品で、しかもおもしろい。

台湾も、こうして作品を作っていくうちに、台湾でしか作れない作品というのもできてくるはずです。

『重甲機神:神降臨』は、10月19日に開幕となる高雄電影節にも出品され、10月28日の13:50より喜滿客夢時代影城11廳で放映となります。