九層塔いっぱいもらったから三杯雞っぽいのを作ってみた

台湾に行くと必ず世田谷の知人のところにお土産を持っていきます。そしてなんかもらってきます。今回は、ご近所の台湾のおじさんからもらったという九層塔がわっさーと育っていたのでいっぱいもらってきました。

九層塔というのは台湾のバジルです。ガパオと同じホーリーバジルの仲間だと思うけど、ガパオよりも香りが強く、多分好き嫌いが大きく分かれるんじゃないでしょうか?台湾では炒めものや、あとは羹、つまりとろみがついたスープの香り付けなんかにもよく使われます。

今回はこの九層塔を使って、台湾の庶民料理三杯雞っぽい料理を使ってみました。

あまから鶏でご飯がすすむ

これが九層塔。日本でバジルといったらスイートバジルだけど、スイートバジルのようなつやも丸みもありません。香りもまったく違います。

三杯雞の三杯は、醤油、米酒、ごま油。米酒は日本酒とほぼ同じようなものなので、日本酒で代用できます。ただ、うちには酒がないので使ったのは醤油とごま油だけ。“三杯雞っぽいっ”ていうのはつまりそういうことです。いわば二杯雞ですね。

本来はもも肉を使います。でも胸肉あったから胸肉を使いました。

胸肉を使うので、本来の作り方にはないひと手間を加えます。

まず塩とごま油を揉み込んで、うっすら片栗粉をまぶします。

そして軽く油通し。「唐揚げ」になるまでしっかり揚げなくても、表面がまんべんなく白くなるまででいいです。

揚げ油を取り除いてからにんにくとしょうがを弱火で炒めます。しょうがは生のが切れてたからチューブのやつで代用。

プロは揚げ油をいったん全部鍋から出してから、新しい油をひいて使うけど、めんどくさいから揚げ油をちょっと残した状態で使っています。

香りが立ってきたら砂糖、醤油を加えます。

鶏肉を加え、醤油の水分が飛んで鶏肉全体が醤油色になるぐらいまで炒めます。

火を弱めてごま油、九層塔を加え、九層塔がふにゃっとなるまでまぜあわせます。

で、できあがり。炒めるときにちょっと黒酢を加えてもおいしいかも。

やはり九層塔の香りは偉大。九層塔がない三杯雞なんてガパオ抜きのガパオライスみたいなもんでしょ。

コツは砂糖多めで醤油少なめ。甘さが立って甘辛いとはいってもしょっぱすぎず、ご飯によく合います。

なお、料理作るときにいちいち分量なんか量らないから分量は書いていません。

あと本物の三杯雞は台湾の自助餐あたりで食べることができます。