台湾の「買一送一」方式はじつはわりと合理的なマーケティングだった

「買○送一」というのは台湾でよく見る販売方式です。昔艋舺夜市で「100元買5送1」というパンの屋台で購入したことがあります。これは値段は100元でパン5個買うと1つプレゼントという意味。まあ要するに6個で100NT$ということです。

ジャカルタアジア大会が開催中、台湾マクドナルドはバトミントン女子シングルスで“球后”戴資穎選手が金メダルを獲得したことを記念して、ビッグマックを「買一送一」、1つ買うと1つプレゼントというキャンペーンを行いました。するとどの店でも大行列。私の台湾在住の知人もFacebookに実際行列ができているマクドナルドの様子の画像を上げていました。そのおかげでビッグマックは即売り切れ、マクドナルドは材料不足でまる1日の閉店を余儀なくされました。いやまあ金メダルをお祝いするのはいいけどビッグマックの「買一送一」はダメでしょう。

なぜ半額ではないのか

日本でも通販で1つ買うともう1つプレゼントというのをショップジャパンとかでよくやっています。あれ見て、どうせなら半額で1つ売ってよと思った人も多いんじゃないでしょうか?誰でもシェアできる友達がいるわけじゃないんだよ!

中秋節を前にした今、台湾では一部のドリンクスタンドが「買一送一」キャンペーンをやっているそうです。台湾人の中にも私と同じことを思った人がいたらしく、TVBSの記者が「買一送一」キャンペーンに並んでいる人に取材したところ、やっぱりどうせなら「買一送一」よりも半額にしてくれたほうがいいとの答えでした。

お店にしても商品ひとつ分の値段でもうひとつあげるなら、半額にしても同じじゃないかと思えます。

それをせずに「買一送一」方式をとるのは、まずブランドへの認知度をキープするため、そして半額にすると次も半額になったときだけ買おうと思わせてしまうのに対し、「買一送一」なら同じ値段でひとつ分もうけたと思わせられることができるからということらしいです。

これ確かにね、自分の消費行動を顧みても、セブンでおにぎり買うのとかファミマで中華まん買うときは100円セールのときがほとんどだし、ミスドも100円セールのときしか行きませんでした。ミスドが100円セールやめて、そのかわりに値下げしたのはかしこかったと思います。

日本の企業もそのへんを鑑みて「買一送一」方式を取り入れてみたらどうよ?

この記事のネタ元:為什麼是買一送一而非半價? 飲料店優惠活動背後原因