歌舞伎町を東新宿方面に抜けたところにタイ食材を中心にアジア食材を扱っている店があったので入ってみました。たまたま見つけたお店だったけれど広くていろんな商品が揃っていて、池袋で中国人がやっている食材店よりも清潔でとてもよかったです。グリーンカレーやマッサマンカレーのペーストなどを購入しました。
ついでに見つけて手にとったのがこれ。アジア食材などの輸入販売をしているdfe(ドーバーフィールド ファーイースト)の「ルーロー飯の素」。これ確かカルディコーヒーファームでも見かけた気がします。今回はいろいろ購入するついでってことで買いました。
これからはいつでも魯肉飯が食べられるよ
台湾で魯肉飯の作り方が書いてある本を買って持っているんですが、材料が台湾ではないと入手できないものもあったりして、多分アメ横センタービルの地下に行けば大部分は揃うはずだけどめんどくさいから作っていませんでした。でも、これがおいしいならこれからは簡単に魯肉飯を食べられるようになります。
作り方。豚肉を400g用意すればいいだけ。ただ、台湾では魯肉飯の調理に使わないはずのごま油などと書いてあるのがちょっと不安。本当にちゃんと台湾の味になるのだろうか?
沖縄に5年住んだ後本土に戻ってきてなにが不満かって、三枚肉が売ってないことですよ。三枚肉というのは要するに本土でいうバラ肉に皮がついたものです。本土では豚皮はきもちわるいからというわけわかんない理由で敬遠されるんだって。
ハナマサでバラ肉買おうと思ったら、スネ肉のほうが安かったのでこっちにしました。どうせ皮ついてないんだから同じようなもんだし。
本土で豚皮が敬遠されることで一ついいこともあります。豚皮が安く買えること。こっちは前にハナマサで買って冷凍保存しておいた豚皮です。豚皮はこれだけで煮て食べてもおいしいのでよく買います。
豚皮100g、スネ肉300gを細かく切りました。これだけでもけっこうたいへん。台湾では個人経営の食堂なんかは塊から切り出しているんだろうか?それ用の道具があるんだろうか?どっちにしろ何百人分もこれ用意するのはとても大変なはずです。
作り方にはごま油で炒めると書いてあるけど無視して、脂身だけ切り取っておいたものを炒めて油を出します。
油が出たら次に豚皮を炒めます。
豚皮がだいたい火が通ったら赤身を炒めます。
赤身にも火が通ったら、水500mLと「ルーロー飯の素」を加えて弱火で煮ます。ついでにゆで卵も入れて魯蛋も作ります。
作り方に書いてある煮込み時間は25分。でも豚皮を柔らかくするために1時間煮ました。この時点でかなりおいしいです。しかし蓋をして一晩放置します。
というわけで今朝の朝ごはんに食べました。肉の切り方が雑なのでちょっと大ぶりだけど見た目的にはかなり本物。さっと湯通ししたもやしとにらにもかけました。
まぜまぜして味をなじませて食べるのが台湾式。まぜて食べるのを特定の国の無作法な食べ方だなどと発狂する連中が一部いるけど、まぜて食べるっていうのは台湾も含め東南アジアでは普通の食べ方です。
味はガチで台湾の魯肉飯。八角がかなりガッツリ利いていて、そしてそれ以上にシナモンが利いています。華陰街の排骨酥がクソうまい福珍の魯肉飯がこれと似た味だった気がします。
このレベルの味なら何度も買って作りたいですね。なにがいいって日本人向きの味にしてないところがいい。
昔台湾で安く提供するために豚皮だけで作った魯肉飯を出している店を紹介したニュースを見たことがあるので、豚皮だけで作ってもおいしいかも。それなら値段的に安上がりで済むし。
10段階評価
台湾っぽさ :10
味 :10
値段 :10
リピートするか:10