在台インドネシア人が博物館前をパレード

現在台湾にはインドネシア人がいっぱいいます。特に台北駅周辺でインドネシア人を見かけない日はありません。現在台湾在住のインドネシア人は20万人、季節工が80万人、合わせて100万人ほどのインドネシア人が台湾にいて、独自のコミュニティーを作っています。

台湾に浸透しつつあるインドネシア文化

東京並みに世界各国の料理が食べられる台北では、タイ料理やインド料理も普通に食べられるんですが、それらはわりとお高い価格設定になっています。都内のタイ料理やインド料理が妙に高いのと同じ感じです。それに対してインドネシア料理は、在台インドネシア人を対象にしているところが多いので値段もそこらへんで台湾料理の庶民料理を食べるのと同程度ぐらいになっています。私は華陰街の路地にあるインドネシア人がやってるお店によく行きました。

8月19日に、第3回となるインドネシア国慶文化芸術節が行われました。これは、インドネシア人が台北駅から228紀念公園の国立台湾博物館までパレードを行い、インドネシアの歌や舞踊などが披露されるというもの。これは文化の平等を掲げる台湾博物館の館長・劉杏怡さんが支援しているお祭りで、劉さんは「東南アジアの朋友たちが台湾の社会を支え、台湾文化を豊かにしてくれる」としています。

確かに今、台湾は特に介護分野などでインドネシア人がいなければ立ち行かないという状況になっています。他に家政婦のような仕事をしているインドネシア人もいるようです。多数の原住民それぞれの文化、日本が残していった文化、中国からの移民がもたらした文化などが複合的に重なり合って作られている台湾文化の中で、インドネシアの文化もまたその中に溶け込みつつあります。このへんは口では大陸国家より許容量が広いなどといいながら実際は排他性が強い日本とはまったく違います。

ところでこのパレード。今年が第3回ということは第1回は2016年ですね。その第1回パレードは偶然見ていました。

2016年には台湾に住んでいて、日曜日に館前路を通ったらそこにパレードがいたんですよね。

インドネシア人がパレードやっとると思ったので、どさくさに紛れてついていきました。

いっしょに歩いていても特になにも言われませんでした。たぶんあの場に他に日本人はいなかったと思うので、いわば第1回インドネシア国慶文化芸術節パレードに参加した(ただついていっただけ)ただ一人の日本人ですよ。

とりあえず博物館を目指しているらしいことはわかったので、博物館までついて歩きました。

第1回めはこんな感じでわりと小規模でした。第3回となる今年は、これとは比べ物にならないくらい盛大に行われたようです。

博物館に着いた彼らはその後館内に入っていきました。博物館のホールで演奏などが行われる感じでしたが、他に行くところがあったのでそれは見ませんでした。