日本の解錠達人が開けられなかった100年前の金庫を台湾人のおじさんが1時間で開けてしまう

台湾の中央社が報じたところによると、日本の解錠の達人が開けられなかった金庫を台湾人のおじさんが1時間で開けてしまったそうです。

宜蘭で発見された100年前の金庫

台湾北東部、新北市の東隣にある宜蘭はドラマ版の『孤独のグルメ』で井之頭五郎が訪れたことで日本でもちょっとだけ知られることになったところです。宜蘭の蘇澳には冷泉があります。冷泉が入浴用として利用されるようになったのは日本時代で、炭酸を含むためにこれを利用したラムネも作られました。ラムネは今でも製造販売されているようです。

それはそうとして、4年前に宜蘭県の冬山郷というところで大正時代のものと思われるおよそ100年前の金庫が発見されました。この金庫は高さ90cm、幅と奥行が55cmで「明石製」と刻印された日本製。しかし鍵もなく、誰も解錠の番号も知りません。

今年になってから冬山郷は5000NT$の賞金を懸けてこの金庫を破れる人を募りました。しかし賞金を1万5000NT$に上げてもこの金庫を開けられる人は表れませんでした。

それを知った日本のテレビ局が「開けられない鍵はない」という日本人の解錠の達人をつれて挑戦に訪れたものの、8月16日、17日、21日の3日間、合計16時間かけても開けることができませんでした。

そこで郷長の謝燦輝さんが台湾からでも外国からでも挑戦を受けると呼びかけたところ、本日(8月22日)台北からやってきた吳坤浩さんが挑戦し、わずか1時間で開けてしまいました。

しかし、中から見つかったのは日本時代の冬山庄農会の帳簿、青果組合の証券、土地の権利書、国債などの文書のみだったようです。謝燦輝さんはもしや宝の地図でも隠されていたのではないかと思っていたところ中身を見てがっかりしたものの、やはり保存すべき宝であると思い直したとか。そして吳坤浩さんは1万5000NT$の賞金を手に入れました。

なぜ吳坤浩さんが開けられたのかについては、この金庫はカタカナのダイヤルの他に金庫下部に鍵があり、日本人はダイヤルからとりかかったのが失敗のもので、先に下の鍵を開けてしまえば、ダイヤルのほうは簡単に開けられたということです。

この記事は日本人三度挑戰都失敗的保險櫃 台北達人只花1小時就破解を元に一部翻訳して書いています。