台北捷運(台北MRT)一部駅での日本語駅名アナウンス開始

かなり以前に京都に行った時、バスで移動していると英語アナウンスが入ったのでさすが国際的な観光都市だねと感心したことがあると同時に疑問に思いました。なんで金閣寺が「Kinkakuji-temple」なんだぜ?と。それじゃ金閣寺寺じゃねえかと思ったわけですが、同行者の日本語だと「じ」と読む場合と「てら」と読む場合があるからじゃなかという説に一瞬納得したもののやっぱりよくわかりません。

その点台北MRTのアナウンスでは例えば龍山寺駅では「Ryuzantemple station」とアナウンスされるので納得です。

台湾では複数語アナウンスがデフォ

台湾は多言語社会です。国民党が台湾を占領した後に公用語とした中国語(北京官話=マンダリン)、一般的に台湾語と呼ばれる明代~清代の福建からの移民が持ち込んだ河洛語もしくは閩南語(「閩南」は福建を指す古語)、主に広東からの客家人移民が持ち込んだ客家語、原住民それぞれの言語。それにごく一部に残る日本語世代の日本語(実際日本人相手ではなくても日本語のみ、もしくは日本語と台湾語のちゃんぽんで話すお年寄りがいる)などなど。

ということで台湾では公共の乗り物などで複数言語によるアナウンスが行われるのは当然です。ただ、使われる言語は地域によって違います。台北MRTでは中国語、英語、台湾語、客家語の4つの言語でのアナウンスが行われていました。

私自身はそれでまったく不自由がなかったので特に日本語アナウンスが必要だと思ったことはありません。ていうか今でも必要だと思いませんけど今月10日から台北MRTの一部の駅に到着時に日本語の駅名アナウンスも入るようになったそうですよ。ちなみに高雄MRTではもう何年も前に日本語アナウンスが導入されています。

導入されたのは交通網の中心である台北駅は当然として、日本人の需要が多そうな西門駅、龍山寺駅、東門駅、台北101/世貿駅、中山駅。

わざわざハゲの紀念堂に行く日本人なんかいるのかと思うけど中正紀念堂駅。新北投への乗換駅の北投駅と北投温泉がある新北投駅。これはわかる。

士林夜市の最寄り駅である劍潭駅。あとなぜか士林駅。士林夜市って士林駅からも歩いていけますけど、けっこうかかるんですよね。士林夜市行くならやっぱり劍潭で降りたほうがいい。士林駅って他になにかあったっけ?私は神農宮とかに行くのに利用してましたけど。

淡水駅は淡水線の終点だからいらねえんじゃないかな。それより關渡宮の最寄り駅の關渡駅とか、日本人に無駄に知られている行天宮とかを入れたほうがいいんじゃないでしょうか?