東京オリンピック台湾正名運動がけっこう盛り上がっている

台湾はスポーツの国際大会に出場するときは「中華台北=チャイニーズタイペイ」などというわけわからん名称にしなければなりません。もちろんそれは台湾側が自主的にやっていることではなく、中国がIOCなどに圧力をかけたためにそんなことになっているわけです。台湾の選手たちはずっとそれに甘んじてきました。しかし、2年後の東京オリンピックに向け、その流れがかわりつつあります。

オリンピックに「台湾」名義で

今台湾各地では「台湾」の名称で東京オリンピックに出場しようという署名運動が行われています。これは実は、もともとの台湾正名運動と同様日本で始まったもの。それが台湾にも伝わり、台湾のいくつかの組織が地道に署名活動を行ってきました。そこに火がついたのが、台湾人の元オリンピック選手で、現在総統府国策顧問の紀政さんが声を上げてからでした。紀政さんは、1960年のローマオリンピック、1964年の東京オリンピック、1968年のメキシコオリンピックに陸上選手として出場し、メキシコオリンピックでは80メートルハードルで銅メダルを獲得しています。紀政さんによれば、ローマオリンピックには「フォルモサ」名義、東京オリンピックとメキシコオリンピックには台湾は「台湾」の名義で参加したとのこと。

紀政さんは日本での署名運動を知り、日本人が台湾のためにがんばってくれているのに、自分たちが努力しないわけにはいかないと「2020東京奧運台灣正名公投連署」を立ち上げました。この署名運動については、独立派政党の時代力量も支持しています。

現在この署名運動が目標としているのは、署名を集め公民投票を行うこと。そのために必要な署名の数は28万人分ですが、紀政さんは35万人を目標としています。

昨日台湾西岸の雲林県で行われた署名活動には、霹靂布袋劇についで人気がある金光布袋劇のキャラ・史艷文の人形をもったおじさんが現れ話題になりました。

日本側でも東京都議会への請願を目的とした署名運動「台湾2020東京」が行われているので是非署名をご協力ください。もしくは台湾に行って署名運動が行われていたらそちらへの署名も受け付けてくれます。日本人が来て署名してくれたなんて話題はFacebookで流れてきます。