葱抓餅っていうのは練って伸ばした小麦粉の生地にネギ混ぜて巻いてまた伸ばして焼いたやつです。似たようなものに葱油餅があって、あえて違いを言うなら葱抓餅のほうが巻きがゆるい感じですけどどっちもだいたい同じです。同じものが地域によって違う呼ばれ方をしているという類のものなので、細かい違いを探してどちらがどうとか言うのは無駄なのでやめたほうがよろしい。今川焼きと大判焼きが呼び名が違うだけで同じものだっていうのと同じです。葱抓餅も葱油餅も台北市内ならあちこちで売っています。
業務スーパーで葱抓餅がおすすめされてた
業務スーパーには月2ぐらいで行きます。で、今日行ったら冷凍食品のとこに「店長のおすすめ」っつって葱抓餅が置かれていたのでびっくりです。まさか日本でお目にかかれるとは。
しかし、日本で作られた台湾の料理はろくなもんがないのも事実。一応手にとって袋の裏側を確認すると原産国は台湾となっていたので即購入しました。台湾で作られたものなら期待がもてます。
これが日本製でも中国製でも買わなかった。
中身は5枚入りで、1枚ずつ個包装になっています。
作り方。つってもフライパンで焼くだけでなんも難しいことはありません。
生地には脂が練り込んであるので、脂をひかなくてもくっつきません。
両面をこんがり焼いたらできあがり。
もうできあがりの時点で台湾っぽい。
食べてみると、台湾そのままの味。台湾人が好きな外酥內軟=外側がサクサクで中が柔らかい食感は冷凍食品とは思えません。
味付けは若干しょっぱいかなと思います。でもまあしょっぱすぎるというほどでもないのでおいしくいただけます。
これがなんと税込みで400円弱。1枚80円しないってことは、値段も台湾並みですよ。超お買得。しかしこれは、早めにストック分を買っておいたほうがいいかもしれません。こういうのは売れないと再入荷されませんからね、葱抓餅なんていう日本人には知られていないものはあまり売れそうにないので、いつのまにか店から消えていたってことにもなりかねません。
10段階評価
台湾っぽさ :10
味 :10
値段 :10
リピートするか:10