7月28日から阿佐ヶ谷のミニシアター・ユジク阿佐ヶ谷で台湾映画特集

台湾映画といえば近年では、日本時代に初出場の台湾代表チーム嘉義農林が甲子園で準優勝を果たしたという史実を元にした『KANO』や、日本人と台湾人の恋文にまつわる物語を描いた『海角七號』などが日本でも話題になりました。

私は、楊丞琳がキマシタワーしてる『刺青』、日本からの留学生と台湾の女子高生がキマシタワーしてる『渺渺』、4組のカップルがキマシタワーしてるオムニバス映画『花吃了那女孩』が好きです。つまり百合が好きです。あとそれ以外には誘拐犯と誘拐された少年がなんだか仲良くなって楽しくひとときを過ごすというちょっととぼけたコメディーの『熱帯魚』なんかも非常に好きです。

あと、呉念真監督が、日本時代が終わっても日本大好きすぎる自身の父親をモデルにした『多桑』(発音は「とうさん」つまり父さん)なんかは台湾映画の最高傑作と言ってもいいと思うので絶対見るべきなんだけど日本ではもう映像ソフト売ってないので難しいかも。

台湾人はどうも台湾映画を過小評価してるのか、台湾映画の映像ソフトを現地で買おうとしてもなかなか見つからないんですよね。

台湾映画をたくさん見るチャンス

7月28日から8月31日にかけて、阿佐ヶ谷のミニシアター・ユジク阿佐ヶ谷では「台湾巨匠傑作選2018」と題した台湾映画の特集が行われます。

台湾で巨匠といえば、『悲情城市』で知られる侯孝賢。今回の傑作選では『悲情城市』以前の『風櫃の少年』『冬冬の夏休み』『童年往事 時の流れ』『恋恋風塵』『ナイルの娘』などが上映されます。『ナイルの娘』は日本の海賊版漫画に夢中になっている女の子が主人公の映画です。

他に注目されるのは易智言の『藍色夏恋』デジタルリマスター版、白色テロで投獄された男性を描く『スーパーシチズン超級大国民』など。

そして、台湾の巨匠といえばもうひとり、ハリウッド進出を果たした李安監督ですが、彼がまだ若手だったころに撮った『ウェディング・バンケット』もかけられます。

キン・フーのカンフー映画『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』『侠女』なんかもかけられるようですが、キン・フーって香港のカンフー映画の監督で、単に台湾で撮られたってだけのやつだから台湾映画の特集に入れるのはどうでしょう?これが台湾映画になるならジャッキー・チェンの『酔拳』だって台湾映画になってしまいますわ。

そんなの流すくらいならそれこそ『多桑』をやるべきでしょう。