「炒め黒糖タピオカミルクティー」で行列ができていたドリンクスタンド「老虎堂」実はカラメル色素使ってた

行列に並ぶのが大嫌いなので行ったことはないんですが、行列ができるドリンクスタンド「老虎堂」が偽装を行っていたことが発覚して謝罪しました。台中発祥の「老虎堂」は「手炒黑糖」を使ったタピオカミルクティーで人気を博し、大ブームに。一時期は2時間待ちの行列ができるほどだったようです。

「手炒黑糖」は、手作業で黒糖を炒めるっていうか日本語的に言えば煎るってことですね。これで黒糖に香ばしさを加えたという触れ込みでした。ところが、台中市の調査で実は機械を使っており、さらにカラメル色素も加えていたことが発覚。老虎堂はこれを全面的に認め、商品一つにつき無料でもう一つを付けるお詫びキャンペーンを行うことを発表しました。

さらに、同店の台北市の支店4箇所が未登録のまま営業をしていたことも発覚して、そちらは業務停止命令を受けています。

老虎堂の炒め黒糖タピオカミルクティーは、フレッシュミルクと黒糖が虎のように縞模様になるビジュアルで話題を呼んでいました。まあ、手で炒めたか機械で炒めたかはそんなに大きく変わらないような気がするけど、台湾でも日本と同様「手作り」が妙にありがたがられる風潮があるので、そこで嘘ついちゃいけませんよね。

台湾はドリンクスタンド戦国時代で、さらにコンビニもありますから、中にはこういう手を使って勝とうとする業者も出てきてしまうのでしょう。やっぱり急速に成長してきた企業には何か裏があると見たほうがいいかもしれません。

結局は50嵐か天仁茗茶で買うのが確実ってところじゃないでしょうか?ミルクティーに関しては天仁茗茶のほうがおいしい気がします。ああでも店員は50嵐のほうが親切ですね。冷たい飲み物はコンビニで十分だけど、あったかいドリンクはやっぱりドリンクスタンドのほうをよく利用します。