本当の台湾の味を知りたいなら“自助餐”に行くべき

例えば魯肉飯なんかは日本で台湾の国民食なんて言われたりするけど、じゃあ台湾人がしょっちゅう魯肉飯食ってるかといえばそんなことはないし、家庭でわざわざ作ることもないわけです。ましてや小籠包やら牛肉麺なんていう戦後に中国人が伝えた料理が台湾を象徴する味のはずはありません。さりとて台湾人の家庭にそう簡単に招かれるというわけにもいかないわけで、じゃあ本当の台湾の味を知りたかったらどうすればいいかっていうと自助餐に行けばいいのです。

自助餐には台湾家庭料理がいっぱい

自助餐というのはセルフサービスレストランとでも訳せばいいんでしょうか?いろんな料理が並べてあって、その中から自分が食べたいものを選ぶ方式の庶民的な食堂です。自助餐には2種類あり、名前の通り自分で好きな料理を好きなだけ盛ることができるタイプと、自助餐とは名ばかりで並んだ料理を指差すと店員さんがそれを盛ってくれるタイプがあります。どちらもほしいだけ盛ったら会計に行って、言われた料金を支払います。料金は一応基準があるようだけどわりとどんぶり勘定で、前回より多く盛ったのに安かったり、その逆もあります。

私が台湾に住んでいたおりによく利用していたのが、松江路と長安路の交差点近くにあるこの自助餐。ここはタイプとしては前者です。数えたことはないけど常時30種類ぐらいの料理が並んでいるんじゃないですかね?

5月に旅行で訪れたときも行ってきました。住んでいたときと違って旅行だったのでちょっと肉多めで贅沢しちゃうぞと思ったのにこれで85NT$でした。右下はヘチマの炒めもの。台湾でも沖縄同様若いヘチマの実を食べます。左上は鶏のから揚げ。五香粉が効いていていかにも台湾っぽい味です。右上は豚レバーのあえもの的なもの。台湾人は中国人より豚の扱いが上手で、レバーもくさみがなくパサパサせずおいしいです。台湾のレバー料理なら、レバー嫌いという人も食べられるはず。

こちらは住んでた当時行ったときのやつ。野菜料理も豊富なので不足しがちな野菜の補給にもいいし、野菜多めにすると安くなります。

どの自助餐でも傾向としては魚をとると高くなります。並んでいる料理は店によっても変わってくるので、いろんな店をまわって自分好みのところを見つけるのもいいと思います。

インドネシア自助餐もあるよ

台湾の味からは離れますが、今台湾にはインドネシア人がいっぱいいてインドネシア人コミュニティもできています。台北駅北側地下街の西の端にはインドネシア人が集まるインドネシア料理店街があって、そこにはインドネシア料理の自助餐があります。台湾人はあまり行かないようですが、もちろんインドネシア人しか入ってはいけないというわけでもありません。

こんな感じで日本ではお目にかかれないようなインドネシア料理が並んでいます。

これで確か100NT$。台湾人と見られてちょっと高めにとられたかも?といってもボッタクリというほどではありません。そんなにガチで辛くもなくおいしかったです。