台湾のコンビニでドリンク類を買うとストローが付いてきます。500ccの紙パックには、ストローを挿すための穴がついており、開けずに飲めるので便利です。ペットボトル買っても出してくる店もあるのでそういうときはいらんといいます。
台北の飲食店では、クソ甘くした紅茶を無料で提供している店もあります。以前一人鍋の店に行ったとき、紅茶も飲み放題だったのでコップについで飲んでいましたが、周りを見るとコップから直接飲んでいるのは私だけで、台湾人はストローで飲んでました。
まあだからって必ずしも台湾人が飲み物をストローでしか飲まないというわけでもなく、そこらへんの基準はよくわかりません。
台湾のドリンクスタンドからストローが消える?
さて、このところ話題になっているのが、台湾の環境保護署が出した2030年までに使い捨てプラスチック製品を全面禁止にするという方針。
今現在でもコンビニやスーパーでもレジ袋の無料提供が禁止になっており、さらにそれがストロー、コップなどにも拡大されることになりました。
まず2019年から飲食店において禁止が始まり、2025年からはすべてのプラスチック製品への追加料金支払いを義務化、そして2030年までに全面禁止にするという予定。
で、気になるのがそこらじゅうにたくさんあるドリンクスタンドはどうすんのかということです。
50嵐はカップもプラスチック。まあそれは天仁茗茶のスタンドのように紙コップにすればいいとしても、タピオカミルクティーどうやって飲むんだよって話です。
実際台湾のマスコミがこの件について環境保護署の職員に質問したところ「ストローがないならスプーンを使えばいいじゃない」などと答えたとか。ってバカ!
あれはストローでいっしょに吸い上げることが前提の飲み物なんで、ミルクティー飲んだあとにスプーンですくって食ってもしょうがないだろと批判されています。
あと、ホットドリンクの場合蓋に飲み口があるスタバのやつみたいのをかぶせてくれるけど、あれもどうすんですかね?まあホットドリンクは蓋なしでも飲めるけど、テイクアウトが前提のドリンクスタンドで蓋なしってしたら誰も買わなくなるんじゃあ?
確かにプラスチックごみを減らす必要性というのは台湾だけではなく世界的な課題ではあります。紙パック飲料を買う時に、自分からレジ横に刺さってるストローを取っちゃう自分にも反省せねばなりません。しかし、だからって全面禁止はやりすぎでしょうと。
しかも、カップのように代替品があるものならともかく、ストローの代替品なんて考えつきませんし。台湾からタピオカミルクティーという文化が消えてしまわなければいいんですけど…