今日から開催 台湾フェスティバル™2018

毎年恒例の台湾フェスティバル™が今年も上野恩賜公園で開催されています。台湾フェスティバル™は、歴史が深い日台の関係を主に台湾の食文化によってさらに一歩進めていこうという趣旨のもと開催されているイベントです。近年台湾は日本人の海外旅行先として常に上位に選ばれ、台湾からもたくさんの台湾人が日本に訪れています。しかしながら、例えば人気漫画の『食戟のソーマ』などでも台湾料理を中華料理の1つのジャンルに過ぎない扱いをするなど、台湾と中国の区別がついていない人もおり、まだまだ理解されていない部分や誤解されている部分もたくさんあります。

台湾には、原住民の食文化、清代からの中国移民の持ち込んだ食文化、日本時代に根付いた食文化、戦後に中国を追われた敗残兵や難民が持ち込んだ食文化など多様な食文化が混在し、影響を与えあって中国とは違う食文化を形成しています。台湾フェスティバル™で味わえる台湾料理は、実に多彩な台湾の食文化のごく一部にすぎませんが、その味を通じて少しでも台湾に興味を持つ人が増えてくれればいいと思います。

上野恩賜公園の一角が台湾になる

台湾フェスティバル™の会場は上野恩賜公園噴水広場。向こうには国立博物館が見えています。

平日にもかかわらず会場は盛況。料理の屋台に囲まれて用意されていたテーブル席はほぼ満席。

会場を回った私から一つだけ注意。いくつかの屋台で「焼き小籠包」なるものを売っていましたが、台湾に「焼き小籠包」というものはありません。というより「焼き小籠包」というものは日本にしかありません。これは上海点心の生煎包をヒントに創作されたもの。台湾には日本の「焼き小籠包」よりサイズが大きい肉まんサイズの生煎包なら売られています。

舞台では台湾伝統舞踊団「九天」のみなさんがリハーサルを行っていました。

いろいろ迷って大雞排を購入しました。台湾式の鶏のフライです。

顔よりでかいというほどの大きさではないものの、台湾の夜市で売られている雞排の大きさ。士林夜市の豪大大雞排はこれより一回りぐらい大きいですが。

日本と台湾の鶏肉の質の違いでしょうか?台湾の雞排より柔らかく感じました。あと、スパイスが足りないよういも思います。しかし味はおいしいです。

続いて台湾伝統スイーツの豆花。豆花を売っている屋台はいくつかあったものの、台湾で最も伝統的といえる柔らかく煮たピーナッツ入りを売っていたのはここだけでした。

分量的に600円でこれは少ないですね。台湾だと50NT$程度でこの倍は入ってます。ただ、味は豆花自体がしっかりとしていてなかなかのおいしさでした。

他に魯肉飯や排骨飯、牛肉麺など定番のものから、日本ではなかなかお目にかかれない蚵仔煎や原住民料理の竹筒飯なども売られているので、台湾に行ったことがある人もまだの人もぜひこの機会に台湾の味を味わってみてください。

台湾フェスティバル™は6月24日日曜日まで開催されています。