台湾のマナーとかルールとか

昨年だったか軽く「ヌードルハラスメント」論争みたいのが起こりました。要するに日本人の麺をすする文化が外国人には苦痛として感じられるってことで、賛否両論ありました。で、否定派はだいたい「そういう文化なんだから日本に来るなら受け入れろ」という論調だったと思います。まあ確かにそれはそのとおりで、日本人にとっては麺類はすするものなので急にやめろと言われてもやめられねえよって人は多いでしょう。

ただね、だったら他国に行ったときはその国のマナーやルールを守れよとも思います。これができてない日本人はけっこういるんですよ。

食事マナー

台湾では麺をすするのは無作法です。台湾人が麺類を食べるときは、汁麺の場合一度レンゲに麺を載せてからすすらずに口に入れます。なんでなのか台湾人のお年寄りに聞いたことがあります。その方がおっしゃるには、台湾では食事のときに音をたてるのは豚の食べ方だとしつけられるからだそうです。

てなことで、私は台湾人のように麺をすすらずに食べる練習をしました。台湾に行ったときだけやるのは難しいと思ったので、日本でもすすらずに食べるようにしています。

逆に日本では無作法とされる食べ物を混ぜて食べるというのは、台湾では別に無作法ではありません。魯肉飯も乾麺も台湾人は混ぜて食べます。ある店では「よく混ぜると本当のおいしさを味わえる」みたいなことを書いた張り紙まで見かけました。ということで、これは日本ではやらないけど、台湾ではしっかりまぜまぜして食べます。そのほうがおいしいし。


台湾の麺料理「乾麺」。日本語の乾麺とは違って汁なし麺のこと。


しっかりたれと混ぜてたべるのがおいしい。

これはマナーとかルールとかではないけれど、台湾では食事はゆっくりとるものです。台湾には「吃飯皇帝大」ということわざがあります。これは飯を食べている人は皇帝のように偉いという意味で、つまり食事はとても大切でそこに干渉してはいけないということです。だから台湾人は込んでいる店でもゆっくり食べるし、並んでいる人がそれを咎めたりもしません。

町中のルール

食事以外だと、エスカレーターは右に寄って左側を開けます。たまに日本と同じように左に寄っている日本の関東人を見ます。知らないなら仕方ない部分はあるけど、まわりの人が右に寄っているときまで左に寄って平気でいる神経は理解不能です。

あとはMRTでの公式ルール。よくガイドブックや台湾情報サイトなどでMRT車内では飲食禁止と書いてあることがあります。それは確かにその通りです。ただ、飲食禁止は車内だけではなく駅の構内全体です。

これはMRT駅の改札前にある注意書き。この線を超えてからは飲食してはいけません。これはアメだのガムだのでも同様。気をつけないと罰金をとられます。

NT$7500は日本円で2万5千円前後。